今、インフルエンザA.Bと新型インフルエンザが流行っている。その他にも熱の出ない万年風邪症候群や普通感冒で時間が経ってきたものなど、様々な風邪が流行っている。
乾燥して、寒くなったせいであろう。
高熱が出るのはA型タイプが多いが、B型でも見られる。又逆に熱が余り出ていないのにA型という場合もある。新型インフルエンザはあれほど騒がれたが、殆ど普通感冒と同じような経過を取っているので、余り毒性が高いとは思えない。
漢方では、熱が出る、悪寒、悪風がある、頭痛や関節痛、肩凝り頚凝りがする、脈が浮いている等のウイルスや細菌が感染したときの身体の反応を診て病気を治す処方を決めている。
これらの症状に出す処方は、病気の時期や変化も入れるといわゆる風邪に対応する薬は20種類以上考えられる訳である。
先日も子供のインフルエンザAやBで初期状態だったので、最適な処方を出すと半日分の薬で解熱し、諸症状が取れて、次の日には正常なコンディションなっていた。
漢方は徐々に効くという考えがあるが、本当は即効性のある薬剤が多い。
2014.2.8 旧ブログにて投稿