暮れの墓参り。

暮れに毎年、菩提寺の護国寺に墓参りに行く。近くに親父の親友の墓があり、少し離れた所に伯父の家の墓がある。何時も余り墓参りが出来ない親不孝と、一年間の報告をする。有難い事に親父が墓を買っていてくれた為、苦労しなくて済んだ。今となってみると、有難い事である。人間は、思い出す事でその人が蘇ると思っている。自分が死んで、どれだけの方が思い出してくれるか、予想もつかない。思い出してくれたら、有難いと思うしかない。

人と人との繋がりは、同じ様なものかもしれない。

 

2010.12.30 旧ブログにて投稿

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