昨年の暮れ辺りから、ぼちぼち花粉症が見られる。杉花粉症も秋から始まっているが、最盛期は2月以降になる。この寒さが緩んで、一斉に花粉が舞うのではないかと心配している。
漢方では必ず、腹診を行う。漢方を始めて、今までどの位の患者さんのお腹を触ったかというと、概算で100万人以上になる。それからすると、花粉症になる人は、胃腸が余り強くなく、やはり良く噛んでいない人が多い様である。
「1に噛む事、2に噛む事、3、4が無くて5に噛む事」と話している。お粥にすれば消化に良いと思っている人が殆どである。お粥は噛まないため、でんぷんを殆ど消化しない。
人生はとどのつまるところ、食って寝ているだけである。良く噛む事が如何に大切かお分かり頂けたであろうか?
2011.2.8 旧ブログにて投稿