触ることの意義!

漢方の話を診断は、四診といって、入ってこられた姿を診て、診断する場合を望診と言う。熱の出ない風邪を引いて来られると、直ぐに分かる場合は、望診を使っています。問診は話を聞いて、診断します。これは西洋医学でもしていますが、漢方の場合は、その時の病期の変化も含めてお聞きしています。聞診とは、聴診や香りなどの生態情報を診ます。切診は触診のことで、脈や腹部所見と漢方薬との関係を模索します。漢方の診断にはこれが必須で、想定した漢方薬は有効であるかどうかを決める一番の肝になります。

最近、触診をすることが少なくなったと思いますが、漢方には必須の要件です!

人間は、接触動物だと思っております。触ることに因っていろいろな情報やコミュニケーションを取っています。

 

2017.1.25 旧ブログにて投稿

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