JINを見て!

最終回のJINを見た。医師と一般鑑賞者の両方の立場で見る訳であるが、フィクションであるから時代考証は滅茶苦茶であるのは当然で、あの時代に現代の医学技術があれば、相当の疾患を治す事ができたであろう。ドラマとしては面白いと思う。あの時代は感染症の戦いが世界的な課題であった訳であるから、ペニシリンがあると言う事は素晴らしい事である。ペニシリンはそれまでの単に殺菌と言う概念から、遥かに進んだ思想で作られたと言う事を理解していない。単なる抗生剤の一つであるとしか考えていない事は悲しい事である。華岡青洲は世界で最初の麻酔を開発した。その当時の医学が遅れていたとは言い切れない。その当時の教育体制が充分でない事が、医学知識の伝搬を損ねたのではないかと思う。皆様もご存知の様に現代でも多くの疾患が治らないでいると言う現実がある。日本が一番進んだ抗生剤の開発は、感染症学と言う学問を遅らせてしまった一番の原因になっている。細菌と抗生剤と言う関係に重点を起き過ぎて、患者の免疫の能力を上げると言う感染防御の能力に関心を払って来ていない事が、最大の欠点だと思われる。社会と言う総合的な観点から、病気を見直して行かないといけないのではないか。病気は日常生活の乱れが起因していると思われるので、心安らかな人生を送っていただく事を切にお願いしたい。

 

2011.6.26 旧ブログにて投稿

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