季節に合わない風邪

夏風邪が流行り始める季節だが、最初っから、喉が痛く、鼻水や痰が黄色くなる風邪が多く見られる。風邪の初期の症状は、脈が浮いて、悪寒、首肩が凝り、頭痛がして、時に関節痛があったりして、熱発する場合が多い。今の風邪は、殆ど発熱らしい発熱がなく、喉が痛く、直ぐに黄色い鼻水や痰になり、口が乾き、味覚も変わってきて、怠いというのが、初期から見られる。

明治の名医浅田宗伯翁が創薬された柴葛解肌湯が、今回の風邪には良く効くと思う。気温の変化が激しく、身体がついていけないのが原因だ!

 

2012.5.26 旧ブログにて投稿

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遂に、花粉症の季節到来!!

3月10日の土曜日は、花粉症の症状が出ている患者さんが、90%以上見えていた。日曜日には天気が回復し、風が強いうと言われていたので、季節到来と思った。今日は、矢張り増えていた。花粉症が始まると、微量の花粉に反応して、その結果、漢方的に診察すると、お腹に色々な症状が出てくる。未だ大丈夫という人がいるけれど、この様なサインがある人は、気温の上昇と風が吹くと、大量の花粉が飛散して、激しい症状となる。そうなっては困るので、症状が出ていなくても、この様なサインがある人には、漢方薬を処方している。体力に応じて、越婢加朮湯、葛根湯、小青竜湯、麻黄附子細辛湯を組み合わせて用いている。アレルギー性結膜炎には、明朗飲という煎じ薬が有効で、それに近いエキス剤を組み合わせて処方することもある。

花粉が過ぎると、お腹のサインも綺麗に消えているので、その時期が過ぎたことが分かる。一番厄介なのは、通年性で、サインの消える時が少ない場合が多い。体質的には、冷え症と水毒と瘀血が関連していることが多いので、普段からその対策をしておくことが、賢明である。

 

2012.3.12 旧ブログにて投稿

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牡蛎の季節

生牡蛎は美味しくて、季節になると良く、買い求めます。加熱用と生食用がありますが、これは、生産地の海水中の菌量に因る様です。生食用でも、体調に因り、感染を起こすことがあります。出来るだけ、良く洗って食べるようにしましょう!洗いが悪かったのか、今日は、水溶性の下痢で、特に腹痛がないので、五苓散を飲み、様子を観ることにしました。明日には治るでしょうが、皆さんも気を付けて下さい!

 

2012.3.5 旧ブログにて投稿

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サプリメントは効きますか?という質問。

多くの患者さんが【サプリ】を飲んでいるようだ。患者さんから「サプリメントは効きますか?」と意見を聞かれた。サプリが拡った背景は、NIHが癌治療に限界を感じ、世界のあらゆる治療法から有効な癌治療を探すため、音楽から笑い、ダンス、サプリ、鍼灸、漢方薬とあらゆる分野を研究対象とした。この中から有効なものが、鍼灸と漢方薬であった。サプリは医薬品のようなエビデンス(効くというデータ)は無いが、効くのではないかということで用いられ始めた。これが代替相補医療の考え方である。漢方は治療法として理論的な構築と具体的な臨床結果により用いられている伝統医学である。あくまでも人間を対象に行われてきた治療法で、動物実験のそれとは基本的に異なる。人間の歴史の中で生きてきた人達の遺産である。そういった意味から、伝統医学を大切にする必要がある。

 

2012.1.17 旧ブログにて投稿

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今、流行っているもの!!

昨年の暮から、百日咳とマイコプラズマが流行っていて、何人か抗体が陽性に出て、X-P上影が見られるため、入院して貰ったり、私より若い人で無熱性肺炎担っていたり、子供を中心とした嘔吐下痢の胃腸型感冒で親に感染したり、熱の出ない万年風邪症候群で正月中引いていたり、黄色い鼻水や痰の出る副鼻腔炎や咽頭炎を伴う新型インフルエンザもどきのなったり、喉が激痛で熱の出る感冒といった多彩な感染症にお目にかかった。

手洗いと嗽、それに体力を落とさないよう暴飲暴食を避け、早く寝て、疲れを取り、暖かくしていて下さい。病気になるより、ならない工夫をしましょう!!

 

2012.1.10 旧ブログにて投稿

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風邪に罹るには!?

風の予防法は、どうすれば風邪を引くかと言う条件と反対のことをすれば良い‼ 今日のニュースでは、インフルエンザが各地の観測点からの合計で、流行の兆しありと伝えている。

例年同じ位の時期だそうだ。 暮れになると忘年会のシーズンで、年末の忙しさもあり、疲れのピークの時に、夜遅くまで 暴飲暴食をするため、胃腸も疲れ免疫力も落ちてくる。そこに寝不足も相俟って体力を落とし、その後、寒い夜中に外に出て、風邪のウイルスにやられるというパターンとなる。ここから考えると、①暴飲暴食をしない。②寝不足をしない。③過労にならない。④ストレスを避ける。という条件を守れば、風邪を引かに済むということである。何時も、患者さんにはお話ししていることであるが、この季節は特に注意が必要である。

 

2011.12.16 旧ブログにて投稿

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スーパーマイコプラズマ肺炎と百日咳

今年は秋口以降になって、激しい咳が長く続く方が多く見られます。余り胸の写真は撮らないのですが、高齢者の場合無熱肺炎がありますので、それを疑い撮ることが有ります。胸のX-Pで、すりガラス様の陰影を認めることがあります。血液検査をすると、百日咳の抗体をも陽性の事があります。百日咳は新妻惣五郎先生が創薬された、噸嗽湯が良く効きます。マイコプラズマに関しては、その時の状態を腹証から判断して、処方しています。これで良く効くます。テトラサイクリン系の薬を一緒に出すこともありますが、スーパーマイコプラズマは、耐性菌が多い様です。併用療法をすると、その辺の効果が期待できます。

 

2011.12.14 旧ブログにて投稿

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立川市医師会と日野市医師会の合同ゴルフコンペ

11月3日の朝5時半に野田元会長とご子息が我が家に迎えに来て下さり、立川市民会館前に集合。そこからバスで富士桜ゴルフコースに向かった。この時間でも、中央高速は祝日だとしっかり渋滞しており、到着は、スタートの15分前で、outをinに換えて貰いスタートした。難しいコースで、グリーンに手を焼いたが、午前中は何とか許容範囲で回れたが、午後から大崩れとなった。それでもコースは紅葉で美しく、逆さ富士が見えたので写真を撮ってみた。

2011.11.8 旧ブログにて投稿

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尾台榕堂之碑除幕式

10月29日午後1時より、東京駅前ダイビル西区道柳通りに、尾台榕堂先生の記念碑が建立され、除幕式が行われた。出身地の新潟県十日町市の肝煎りで、開業されていた中央区に建立された。近くには浅田宗伯先生も開業されているので、是非ともその記念碑も建立して頂きたいと、中央区区議の先生にお願いした。記念碑文は、著名な医史学者の小曽戸洋先生がお書きになった名文である。記念のために撮って頂いた写真である。

2011.10.30 旧ブログにて投稿

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アゲハの幼虫

揚羽蝶は匂いのきつい植物の葉に卵を産むみたいで、以前は山椒の木に産卵し、幼虫が一本の木の全部の葉を食べ、綺麗な蝶になって飛んで行きましたが、山椒の木は枯れました。今回は、パセリの葉に産卵し、7匹位いましたが、パセリの葉を殆ど食べ、女房が近くのスーパーから買って与えていましたが、足りなくて、何処かに行ってしまった様です。

 

2011.10.18 旧ブログにて投稿

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